糖尿病とは、インスリンの分泌が減り、血液中のブドウ糖を調整することができなくなるために血液中の糖分が異常に多くなってしまう病気です。
2002年の糖尿病実態調査によると、糖尿病の疑いのある人は約740万人。糖尿病の予備軍であろう人は約880万人もいるそうです。

糖尿病は、自己免疫異常でインスリンが作れなくなる1型と、生活習慣(肉などの高脂肪食の取り過ぎ、運動不足、過食、肥満、ストレスなど)が原因の2型に大きく分類されますが、ほとんどの患者が2型なのだそうです。
この2型糖尿病の場合は、まず、食事の改善や運動療法で血糖値を下げます。

運動をするためにはそのエネルギーの元となるブドウ糖(血糖)が必要です。
つまり、運動するということは、血液中のブドウ糖が、筋肉の細胞内に入り消費されると言うことで、その結果、血糖値が下がるのです。

しかし、その時の体調によって体内のインスリンの量は変わってきますので、その量が多い時は薬やインスリン注射が効きすぎて、低血糖になってしまう場合があります。
いつ低血糖になるかわからないので、ブドウ糖などは常に携帯しておかなければなりません。そして、低血糖の症状が起きたら、すぐにブドウ糖や糖分の入ったジュースを飲んでください。

また、血糖値を下げる効果があると言う健康食品やサプリメントもありますが、糖尿病の人はこれらについても、注意しないといけません。
医師の処方によって薬を飲んでいる場合、当然血糖値を下げる薬も飲んでいるので、自己判断で健康食品やサプリメントを利用してはいけません。
薬と健康食品やサプリメントの相乗作用で血糖値が下がりすぎて低血糖になってしまうことがあるからです
どのような健康食品でも必ず医師に相談してから利用してください。

外食はカロリーが高くなりやすいので、外食の機会が多い人は、注意が必要です。
また、外食は栄養も偏りがちになるので、自宅での食事でその分を調節するようにして、そして、外食は、なるべく1日1回にするように心がけてください。
しかし、糖尿病だからと言って、食べてはいけないものがあるわけではありません。
バランスの良い食事をして、そして、食べすぎなければよいのです。

糖尿病の女性が妊娠すると「糖尿病合併妊娠」と言われます。
「糖尿病性ケトアシドーシス」「羊水過多症」「妊娠高血圧」「早産」の症状が出る事があり、また、高血糖の影響で赤ちゃんが巨大児になっている場合もあり、分娩時に産道裂傷などのリスクも高くなります。
そのため、帝王切開にならざるおえない確率も高くなります。

妊娠すると胎盤から出るホルモンの影響でインスリンの作用が弱まるので、糖尿病でない人でも妊娠によって血糖値が高くなることがあり、これを「妊娠糖尿病」と言います。
「妊娠糖尿病」を引き起こす一番の原因は糖分の取りすぎです。
妊娠中は特にお菓子や果物を食べ過ぎないように気をつけてください。

糖尿病の進行を防ぐためには、栄養バランスの取れた食事を取ることはとても大切なことです。
また、糖尿病でない人にとっても、栄養のバランスのとれた食事や普段の適度な運動は糖尿病に限らず、全ての病気の予防につながります。

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